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スクエアコインケース【Renge】

キャッシュレス化が進む昨今、あまり使わなくなった「小銭」
それでも全く持たないわけにもいかない「小銭」
そうなった時、いつも財布にくっついている小銭入れを膨らますのではなく、別途小銭入れを用意して必要な時だけ使うという方が、男女問わず増えています。

そこで求められる機能が、小銭が少ない時は「小さく、薄く」小銭が多い時は「たっぷり入る」という相反する面を持ち合わせていることです。

小銭が少ない時は「小さく、薄く」

この小銭入れは、マチパーツをとらないつくりで、使い込んで革が柔らかくなってきたものであれば厚みは約5mmほどに収まります。
(新品の状態では革の張りによりふっくらしているため、約8mmほどの厚みとなっています。)
また、縦68mm、横76mmと、手のひらの中にすっぽりと収まるほどのコンパクトなサイズです。

小銭が多い時は「たっぷり入る」

小ささ、薄さが魅力の小銭入れですが、中身を入れると意外なほどたっぷり入ることがわかります。
ショルダー革と呼ばれる、牛の首から肩周りにかけての繊維のつまった部位を使用しているので、革が強度を保ちながらも適度に伸び、小銭の入るスペースを確保します。
平面積は小さいので、たくさん入れると膨らんではしまいますが、万一”たくさんのお釣りを入れないといけない”という状況が訪れても、安心して入れることが可能です。

新品の状態で、100円玉と10円玉で合計×30枚を入れることが可能です。
使い込むことで革が馴染みさらにもう少し入れられるようになります。

上記枚数を入れた写真です。

中身が見やすく、取り出しやすい

小銭入れの使い勝手を考える上でもうひとつ重要なのが、取り出しやすさです。
いくら小さくても、隅や奥の方に入った小銭を探すのがむずかしければ、結局貯め込んでしまうことにつながり、小銭入れはいつまでもスリムになりません。
この小銭入れでは、小銭が手前部分にじゃらっと出てくる構造なので、中身が見やすく出し忘れが起こりにくい形になっています。

予備のお札は折りたたんでポケットに

小銭用のメインポケットとは別に、小さなポケットがあるので、予備のお札や、とっておきたいレシートは、折りたたんで入れることができます。

鞄やズボンのポケットに入れても、邪魔にならないサイズなので意識せずに持ち歩くことができます。
いざという時に必要になる小銭をストレスなく持てるコインケースです。
 

豊田観自

プロフィール

豊田観自   代表/デザイン/製作

1985年 広島県生まれ。
大学卒業後、東京浅草の和太鼓・御神輿を製造販売する会社で営業職として働く。
その経験の中で、多くの「職人」と接して自分もモノを作る仕事をしたいと思い、
より日常的な「道具」を作りたいと考え、革製品のメーカーに転職。
2010年から大阪のレザーブランドで5年半、製造・販売に携わり、2015年独立。
自らデザイン、製作、販売までするファクトリーブランド「TSUKIKUSA」を立ち上げる。
革製品の製造に携わって12年ほど(2022年時点)
「小さい」ことと「使いやすい」ことを両立したお財布など、コンパクトな革小物を中心にアイテムを展開。
クラフトイベントへの出店からはじまり、近年は百貨店催事にも数多く出店中。