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薄型キーケース【Nogeshi】

「薄い」キーケースは出来ないか、というシンプルなテーマを考えて作ったのが、この薄型キーケース【Nogeshi】です。

厚みを出さない二つ折り構造

薄くするためにまず考えたのは、今までのキーケースで一般的だった三つ折り構造の見直しです。
三つ折りタイプだと、どうしても重なる部分が多くなってしまうので、重なる部分を減らすために二つ折りの構造を採用しました。

キーフックは幅が狭めな4連タイプにして、パーツの半分に収まるようにすることで、二つ折りでもホックで留めることができます。

閉じた状態。二つ折りでもカードケースサイズなので、とてもコンパクトなサイズ感です。

開いた状態。

鍵を付けても薄いまま

鍵を付けても、それほど厚みが変わりません。
フタ側の幅が、キーフック側の幅よりも16mmほど長くとっていることで、その部分がマチとなり鍵を付けて膨らみが出てもスマートにホックで留めることが可能となっています。

4連のキーフックに鍵を一本ずつ付けた状態です。

実際に使用しているものの写真です。中に鍵が4本入っている状態で閉じてもそれほど分厚くなっていません。

便利なカードポケット

キーフックがついたパーツの後ろはカードポケットになっています。
一般的は交通系ICカードなどは閉じたままかざせば反応するので、パスケース兼用キーケースとして使えるのがとても便利です。
そういったカードを入れておくことでお買い物にも使えますし、予備のお札を折り畳んで入れておくことも出来ます。

カードはすっぽりと全部入る幅なので抜け落ちの心配もありません。

「薄さ」をテーマに製作された、薄型キーケース。
ズボンのポケットや、鞄の隙間にもスッと入れられるスリムな厚みで、全体のサイズもコンパクトなのでかさばりません。
鍵はそんなに多くないのに、キーケースが分厚くて場所をとる…ということにお悩みでしたら、この薄型キーケースを是非試してみてください。

豊田観自

プロフィール

豊田観自   代表/デザイン/製作

1985年 広島県生まれ。
大学卒業後、東京浅草の和太鼓・御神輿を製造販売する会社で営業職として働く。
その経験の中で、多くの「職人」と接して自分もモノを作る仕事をしたいと思い、
より日常的な「道具」を作りたいと考え、革製品のメーカーに転職。
2010年から大阪のレザーブランドで5年半、製造・販売に携わり、2015年独立。
自らデザイン、製作、販売までするファクトリーブランド「TSUKIKUSA」を立ち上げる。
革製品の製造に携わって12年ほど(2022年時点)
「小さい」ことと「使いやすい」ことを両立したお財布など、コンパクトな革小物を中心にアイテムを展開。
クラフトイベントへの出店からはじまり、近年は百貨店催事にも数多く出店中。